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高齢者の血糖値と糖尿病

 

 

糖尿病を患うと、血糖値が慢性的に高い状況となります。そのため意図的に血糖値を下げる必要が出てくるのです。しかしここ最近になって、高齢者が意図的に血糖値を下げることで命の危険に晒される危険性が高まることが分かってきました。

 

詳しく解説していくことにしましょう。本来、血糖値は生命活動を行う上でエネルギー源となるものです。そのため血糖値が高いからといって、ただ単に下げれば良いわけではありません。

 

あまりにも血糖値を下げ過ぎてしまうと、臓器が機能しなくなり健康が損なわれ始めます。特に脳の中枢神経が働かなくなると、昏睡状態に陥ったり異常行動や意識消失が見られるようになるため注意が必要です。

 

尚、血糖値は100mg/dl未満に保つことが理想的とされています。これは年齢に関係なく言えることなのですが、年齢を重ねていくにつれて血糖値は高くなっていくものです。

 

高齢者になると100mg/dl以上になることも多く、最大で180mg/dl未満となっても許容範囲とされることがあります。糖尿病を患っており、180mg/dlを超える値を示し続けている場合は、当然インスリンを投与するなどして血糖値を下げなければなりません。

 

しかし高齢者であれば血糖値が高いからといって、必ずしも糖尿病だとは診断できないのです。加齢が原因で血糖値が高くなっている場合は、わざわざ血糖値を下げるインスリンを投与する必要はありません。

 

ここで判断を誤ってしまうと、急激に血糖を下げることにつながり、命にかかわることもあるため注意が必要です。